IPO(上場)労務支援
IPO(上場)を行う企業側の立場で労務管理を支援。単なる外形的な規程整備を行うだけでなく、未払い残業代や、解雇紛争などの実質的な労務リスクを払拭すべく、徹底的に対策を講じていきます。
SERVICE
IPO(上場)
労務コンサルティング
上場審査では人事労務関係のコンプライアンスや未払い残業代などの簿外債務リスクが厳しく審査される傾向にあります。収益や会計に問題がないのに労務問題が原因でIPO(上場)ができない、もしくは延期せざるを得ないという事例は後をたちません。
一方で上場支援のコンサルタントは監査法人や証券会社など財務や会計、資本政策といった分野を中心とした専門家が主体となっており、IPO(上場)を行う企業側の立場で労務管理を支援してくれる専門家は非常に少ないというのが実情です。
エスティワークスのIPO(上場)労務コンサルティングでは、お客様のIPO(上場)が問題なく進むよう、未払い残業代の精算方法や、勤怠管理の実務的な管理方法について、具体的な提案を元に対策を講じていきます。
もちろん、杓子定規なダメ出しをするだけのコンサルティングではなく、お客様の事情を勘案しながら、より現実的運用が可能な体制づくりを一緒に考えていきます。我々はお客様のIPO(上場)が成功する一助となれるよう、キックオフ~申請までしっかりとお手伝いさせていただきますので安心してお任せください。
IPO(上場)労務支援の流れ
IPO(上場)労務のコンサルティングはn-3~n-2期から準備・対策を行い、直前期以降の完全運用を目指します。
SWIPE
n-3~n-2
直前前期 問題抽出・改善実行期間 |
n-1
直前期 完全運用期間(原則) |
n期
申請期 完全運用期間 |
---|---|---|
|
|
|
n-3~n-2
直前前期
( 問題抽出・改善実行期間 )
までの対応項目
- 労務デューデリジェンス(労務DD)を実施しクライアントの労務課題を抽出。
- 労務課題の改善方針を決定し、就業規則と関連規程、労使協定等を整備。
- 過去勤務債務を調査し精算方法を検討。
- 従業員と調整して過去勤務債務を精算。
- 労務管理、勤怠管理方法を策定し運用可能な状態にする。
労務デューデリジェンス
(労務DD)
労務デューデリジェンス(労務DD)では、規程や労使協定のコンプライアンス面の整備だけでなく「運用上の問題点」「管理体制の問題点」「内在する労務リスク」など、リスクマネジメントの観点からもチェックを実施します。
また、弊社の労務デューデリジェンス(労務DD)は、問題点をレポーティングして指摘するだけでなく、最適な対策をご提案し解決へ導くことを目的としております。
本サービスをご利用いただくお客様はIPO(上場)準備中のお客様が大半ですが、自社の労務リスクを払拭したい全ての会社に有用なソリューションです。
対策する労務リスクの類型
主な4つのリスクを回避すべく、社内規程、労働契約書、運用等を整備し、
適切な労務管理体制を構築します。
-
RISK
01
キャッシュアウトリスク
-
RISK
02
訴訟リスク
-
RISK
03
行政指導リスク
-
RISK
04
風評被害リスク
労務デューデリジェンス
(労務DD)の内容
100項目程度からなる弊社独自の労務監査シートを用いたチェックを実施し、労働関係諸法令に関するコンプライアンス面の改善課題を整理します。
チェック対象となる大項目
- 規程・体系の整備状況
- 労働条件の明示と雇用契約書(採用関係)
- 労働時間の定め方
- 労働時間の管理方法
- 賃金
- 過去勤務債務の存否
- 有期雇用契約の運用に関する適法性
- 安全衛生管理体制
- その他、最新労働関係諸法令遵守状況
労務デューデリジェンス
(労務DD)の流れ
具体的な作業の順序や流れは、お客様の状況に応じて優先順位をつけてスケジューリングいたします。
- 作業期間
- 約3〜6ヶ月程度
労務監査フェーズ
規程整備・運用マネジメントフェーズ
労使協定・労働契約書等書式確認フェーズ
その他コンプライアンス体制構築フェーズ
FAQ
よくある質問
弊社へよくいただくご質問について、お答えいたします。
回答が見つからない場合はお問い合わせフォームからご連絡下さい。